Bergian Beer Guide — ベルギービールを、もっと身近に。

Product Detail

リンデマンス ファロ

リンデマンス ファロ

Lindemans Faroベルギーアルコール度数 4.2%

若いランビックにブラウンキャンディシュガーを合わせるという、ブリュッセルに古くから伝わる製法を、リンデマンス家が1978年に復活させた一本。ファロと呼ばれるこのスタイルは、ランビック本来の鋭い酸味を砂糖の甘みでやわらげ、甘みと酸味が響き合う独特の均衡を生み出します。グラスにはややとろみを感じさせる琥珀色の液体が注がれ、香りはチェリーやトロピカルフルーツ、焦がした砂糖の甘い香りに、はっきりとした酸のニュアンスが混じります。口に含むとまずキャンディシュガーの甘さが前に出ますが、そこへランビック由来の酸と、パイナップル、オレンジのジャム、グラニースミスのような青リンゴの風味が切り込み、甘さが単調に流れるのを防いでいます。ランビックらしい納屋を思わせる香りもきちんと残り、キャラメルのニュアンスと相まって独自の位置を占めます。5軸では甘みと酸味がともに高く、苦みは弱く、コクは中程度、余韻は甘酸っぱく中程度。アルコール4.2%と軽く、入門にも向きます。

味わいチャート(目安)

甘み苦み酸味コク余韻

各項目は5段階(1–5)の目安です。

この銘柄スタイルの目安みんなの声
甘み3.23.7
苦み1.71.4
酸味2.73.6
コク2.42.5
余韻2.52.9

※ スタイルの目安(ファロ)

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味わいは、製品説明内に含まれるキーワード、さらにビールのスタイルやアルコール度数といった目安データを組み合わせて5軸に自動換算しています。実際の味わいはロットや提供温度でも変わることがあります。(参考:味わいガイドへ

リンデマンス醸造所のロゴ

Brewery

醸造所の背景

リンデマンス醸造所

ランビック系の中でも、フルーツを使った飲みやすいタイプに親しみやすさがあります。酸味と果実感のバランスが好みに合うかを起点に、自然発酵の世界へ入っていけます。

醸造所について

1822年創業、六世代にわたる家族ランビック醸造を公式が強調します。自然発酵と地場微生物への固執に加え、輸出時の再発酵事故から着想したパスチャライズ系クリークの逸話など、実用革新の物語がはっきりしています。フルーツ・ランビック、クヴェ・レネ系、限定品まで幅広い「ランビックの商業的完成形」に近い存在です。

テイスティングメモ

香りの立ち方、口当たり、後味の変化を意識すると、同じスタイルでも銘柄ごとの個性が見えてきます。冷やしすぎず、少し温度が上がった段階で香りの変化を比べるのもおすすめです。

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チェリーとランビックのバランス

アルコール度数 3.5%

リンデマンス・クリーク

Lindemans Kriek

スタイル: フルーツランビック醸造所: リンデマンス醸造所
酸味

1979年、世界のチェリーランビックの基準を打ち立てた酸味チェリー入りフルーツランビック。鮮やかな赤色と繊細なピンクの泡のなかから、さくらんぼとチェリーの果実味に、アーモンドのようなニュアンスが重なります。口では甘みと酸味のバランスが際立ち、ベリー系の甘酸っぱさが広がったあと、ランビックの酸味とレモンのような柑橘の香りが全体を引き締めます。モルトや穀物の香ばしさは控えめで、果実の甘みが主役。アルコール3.5%ながら軽快な口当たりで、5軸では甘み・酸味・赤果実が前面、刺激は弱く、コクは軽めから中程度、余韻はフルーティで短めに切れる印象です。輸送中の再発酵を抑えるパスチャー化という革新とともに生まれた、甘酸のバランスが魅力のスタイルで、リンデマンスの中でも世界売上No.1と紹介される定番です。山羊チーズやベルギー風肉料理、バニラアイスとの相性も抜群で、チェリーソースの肉料理とも好相性です。

リンデマンス フランボワーズ
ラズベリーの香りが華やか

アルコール度数 2.5%

リンデマンス フランボワーズ

Lindemans Framboise

スタイル: フルーツランビック醸造所: リンデマンス醸造所
酸味

1980年から続く定番。太陽で熟したラズベリーを大量に漬け込んだフルーツランビック。深いピンク色と泡立ちが目を惹き、香りはラズベリーと赤い果実のベリー感が華やかに広がり、ランビック由来の酸味が奥行きを添えます。口では甘みと酸味が同時に立ち上がり、果実味の濃さが印象的で、甘酸っぱいベリーの余韻のあと、オレンジの皮を思わせる柑橘のさわやかさが口を締めます。古いホップは保存のため使われ、エールらしい刺激はほとんどなく、麦芽の穏やかな香ばしさも果実の陰に回ります。アルコール2.5%・軽快なボディ。5軸では甘み・酸味・赤果実が強く、刺激は控えめ、コクは軽め、余韻はフルーティで短めです。手摘みラズベリーの果実味が、赤果実の素をいっぽん中で際立たせます。チョコレートデザートやチーズ、鴨や豚の脂身の料理とも相性がよく、ワインやシャンパン好きにも勧めやすいと、醸造所自身が語る「ビールが苦手な人にも」の代表格です。

リンデマンス カシス
カシスの濃い色と香り

アルコール度数 3.5%

リンデマンス カシス

Lindemans Cassis

スタイル: フルーツランビック醸造所: リンデマンス醸造所
酸味

1986年発売。ブラックカラント(カシス)を惜しみなく使ったフルーツランビック。深い紫紅色とクリーミーな泡の下で、カシスと赤い果実のベリー香が力強く立ち、黒すぐり特有のスパイスと香辛料のニュアンスが、花のようなフローラルと重なって複雑さを添えます。口はジューシーで、甘みと酸味の甘酸っぱさのあと、ランビックのドライさと、グレープフルーツの皮のような柑橘の渋みが余韻に残ります。若いランビックとのブレンドで果実の酸味が際立ち、モルト感は背景で、ビールらしい刺激は控えめ。アルコール3.5%でも飲みごたえがあり、5軸では甘み・酸味・赤果実が強く、コクは中程度、余韻はドライでやや長めです。ワインのような華やかさを持ちながら、ランビックの骨格がしっかり支えています。野鳥や鴨料理、山羊チーズ、ダークチョコレートのデザートと合わせると品格が引き立ち、フルートグラスでの提供もおすすめです。やや冷やして愉しむのがおすすめです。

リンデマンス グーズ キュヴェ・ルネ
リンデマンスの伝統グーズ

アルコール度数 5%

リンデマンス グーズ キュヴェ・ルネ

Lindemans Gueuze Cuvée René

スタイル: グーズ醸造所: リンデマンス醸造所
酸味

1〜3年物のランビックをオーク樽で熟成し、シャンパン瓶で瓶内発酵させた伝統的オード・グーズ。黄金琥珀色の澄んだ液体から、シェリー様の熟成香と青リンゴのような白〜黄色系の果実、レモンやグレープフルーツの柑橘のさわやかさが層をなして立ち上がります。口では酸味が主役で、穏やかなモルトや穀物の香ばしさが土台となり、アルコール6%のふくよかさが甘みとコクにわずかに効きます。花や酵母由来のフローラルな香りが余韻を支え、スパイスは控えめ。5軸では酸味が最も強く、甘みは控えめ、刺激は穏やか、コクは中程度、余韻はドライで長く、瓶内熟成により数年経つとさらに深まります。第5代醸造家ルネ・リンデマンスにちなむ銘柄で、「ビールのシャンパン」と称される品格があります。ムール貝、白身魚、オイスター、柑橘を添えた鶏料理やレモンタルトとのペアリングに向き、50〜59°F(約10〜15°C)で泡を立てて楽しむのがおすすめです。