Bergian Beer Guide — ベルギービールを、もっと身近に。
プロイフ醸造所の代表イメージ

プロイフ醸造所について、醸造所の特徴や現地の様子(見学・併設施設など)、代表的な銘柄情報をご紹介します。

醸造所について

ロクリストに拠点を置く独立系の受託・開発醸造所で、「ビールの建築家」を自称し、多品種・多バッチと研究開発ラボを強みにします。自社ブランド一辺倒ではなく、国内外プロジェクトを技術と品質で支えるB2B中核インフラというナラティブが本質です。

現地で訪れる

地域

フランダース

Flanders

所在地

ベルギー・フランダース・東フランデレン州・ロクリスティ

Lochristi, East Flanders, Flanders, Belgium Google Maps(新しいタブで開きます)

現地見学

あり

契約醸造・テイスティング施設。見学・セミナーは要予約。

併設バー・テイスティング

あり

テイスティングルームあり。

宿泊

なし

ベルギービールを楽しむ旅(読み物)

  • 見学・併設バー・宿泊の可否は醸造所ごとに異なります。最新の受付状況・予約・料金はページ上部の公式サイトでご確認ください。
  • 掲載内容は参考情報です。閉館日・予約制・撮影禁止などは各施設のルールに従ってください。また、修道院・礼拝関連の区域が併設していることもあるため、そういった区域では静粛にし撮影・入場など現地のルールに従ってください。
  • 地図の位置についても正確な住所は公式サイトでご確認ください。

当サイトでの確認目安: 2026年5月30日

掲載銘柄: 3

パーテル・リーフェン ブロンド
バランス型のブロンド。

アルコール度数 6.5%

パーテル・リーフェン ブロンド

Pater Lieven Blond

スタイル: ベルジャンブロンドエール醸造所: プロイフ醸造所

アルコール6.5%のベルジャン・ブロンド。グラスに注ぐとフレッシュでクリーミーな香りが立ち上がり、そこに黄色系の果実の香りと、軽い花やハーブのニュアンスが寄り添います。口当たりはしっかりしていて歯切れがよく、酸のきいた輪郭のはっきりした味わいが特徴です。中盤からは胡椒を思わせるスパイス感が加わり、木を思わせるかすかなニュアンスが奥行きを添えます。フィニッシュは乾いていて、ほのかな塩気を感じさせる引き締まった後口が、次の一口を強く誘います。5軸では酸味とスパイスがやや高め、甘みは控えめ、苦みは中程度、コクは中程度、余韻は短めでドライ。派手さで押すのではなく、飲み飽きしない設計で食事に寄り添うタイプのブロンドです。同じ銘柄のブラインやトリプルと並べて飲み比べると、この銘柄の輪郭のはっきりした性格がよくわかります。魚介や鶏料理、フリットとよく合います。

パーテル・リーフェン ブライン
ブラウンタイプの麦芽香。

アルコール度数 6.5%

パーテル・リーフェン ブライン

Pater Lieven Bruin

スタイル: ベルジャンダブル醸造所: プロイフ醸造所
濃厚

アルコール6.5%のベルジャン・ブラウンエール。同銘柄のブロンドと同じ度数ながら、性格は大きく異なります。液体は非常に濃い褐色で、口当たりはブロンドよりもさらにクリーミー。麦芽の使い方が巧みで、豊かで長く続く味わいが最大の持ち味です。香りはナッツを詰めた焼き菓子やオートミール、レーズンといった要素が、ココアの香りのもやの奥に潜んでいるような構成で、時間とともに少しずつ表情を変えていきます。口に含むとビターチョコレートの濃い風味が広がり、そこにリコリス(甘草)のニュアンスが加わって、甘さに頼らない深みをつくります。5軸では甘みとコクが高め、苦みは中程度、酸味は弱く、余韻は長め。焙煎の効いた重みがありながら重すぎず、食事とも合わせやすい設計です。煮込み料理やローストした肉、熟成チーズ、ダークチョコレートを使ったデザートと合わせると、ココアとリコリスの輪郭がいっそう際立ちます。

パーテル・リーフェン トリプル
トリペルの酵母香。

アルコール度数 8.5%

パーテル・リーフェン トリプル

Pater Lieven Tripel

スタイル: ベルジャントリペル醸造所: プロイフ醸造所
濃厚高アルコール

パーテル・リーフェンシリーズの上位にあたるトリプル。ブロンドやブラインより一段度数が高く、飲みごたえのある8%台のビールです。液体はブロンズがかった色合いで、香りはクッキーのような焼き菓子の甘い香ばしさに、ナッツ、アプリコット、そして生姜を思わせるスパイス感が重なります。飲み手によってはライム、バナナ、リンゴといった果実の香りも指摘され、香りの層はかなり厚めです。口に含むと熟した果実の甘み、バニラ、アルコールの温かみ、麦芽の厚みが一体となって広がり、そこへ黒胡椒のスパイス、酵母由来の鋭さ、控えめなホップが差し込んで甘さを引き締めます。5軸では甘みとコクが高め、スパイスも高く、苦みは中程度、酸味は弱く、余韻は長め。トリプルらしい複雑さがしっかり出た一本で、白身の肉料理やハードチーズ、スパイスを効かせた料理と合わせるのがおすすめです。ゆっくり温度を上げながら飲むと香りの変化が楽しめます。