Bergian Beer Guide — ベルギービールを、もっと身近に。
ヴァン・ホンセブルック醸造所の代表イメージ

ヴァン・ホンセブルック醸造所

公式サイト(新しいタブで開きます)

ヴァン・ホンセブルック醸造所について、醸造所の特徴や現地の様子(見学・併設施設など)、代表的な銘柄情報をご紹介します。

醸造所について

1811年からの系譜を掲げ、ビアカステール(城型醸造所)で見学・イベント・飲食を束ねる体験設計が強みです。Kasteel、Filou、Bacchus など幅広いスタイルに加え、無酒精のクアドラプル類など市場トレンドへの反応も早い、西フランデレンの大手独立系に近い存在です。

現地で訪れる

地域

フランダース

Flanders

所在地

ベルギー・フランダース・西フランデレン州・インゲルミュンスター

Ingelmunster, West Flanders, Flanders, Belgium Google Maps(新しいタブで開きます)

現地見学

あり

キャスティール(Castle Brewery)見学の案内あり。要予約。

併設バー・テイスティング

あり

併設テイスティング・レストランあり。

宿泊

あり

併設宿泊施設の案内あり。

ベルギービールを楽しむ旅(読み物)

  • 見学・併設バー・宿泊の可否は醸造所ごとに異なります。最新の受付状況・予約・料金はページ上部の公式サイトでご確認ください。
  • 掲載内容は参考情報です。閉館日・予約制・撮影禁止などは各施設のルールに従ってください。また、修道院・礼拝関連の区域が併設していることもあるため、そういった区域では静粛にし撮影・入場など現地のルールに従ってください。
  • 地図の位置についても正確な住所は公式サイトでご確認ください。

当サイトでの確認目安: 2026年5月30日

掲載銘柄: 3

キャスティール トリプル
酵母香が豊か

アルコール度数 9%

キャスティール トリプル

Kasteel Tripel

スタイル: ベルジャントリペル醸造所: ヴァン・ホンセブルック醸造所
濃厚高アルコール

キャスティールシリーズのトリプル。アルコール9%の黄金色のビールで、アロマホップ由来のおだやかな苦みが香りの骨格をつくり、そこにみずみずしいフルーティな香りが重なります。口に含むと高いアルコールが体を温めるような厚みのある口当たりをもたらし、麦芽の甘みとホップの苦みが押し合いながら広がります。フィニッシュではややスパイシーなニュアンスが立ち上がり、甘さを引き締めて余韻をまとめます。5軸では甘みと苦みが中程度から高めでバランスし、コクは厚め、酸味は弱く、余韻はスパイシーにやや長め。同シリーズのダークやルージュに比べると甘さは抑えめで、トリプルらしい飲みごたえと切れのよさが両立しています。度数のわりに飲み口が軽く感じられるため、ペースには注意したい一本。鶏や豚のグリル、ハードチーズ、スパイスを使った料理と好相性です。

キャスティール ダーク
濃厚な甘みとロースト感

アルコール度数 11%

キャスティール ダーク

Kasteel Donker

スタイル: ベルジャンダークストロングエール醸造所: ヴァン・ホンセブルック醸造所
濃厚高アルコール

キャスティール(=城)シリーズの黒。アルコール11%というベルギーでも屈指の強さを持つダークエールです。グラスからはキャラメルとトフィーの甘い香りが真っ先に立ち上がり、そこにクローブを思わせるスパイシーなニュアンスが寄り添って、この銘柄の甘い性格を印象づけます。ローストした麦芽を使っているため、焙煎由来の香ばしさがはっきりと感じられ、高いアルコールと相まって口当たりはフルボディで甘く、とろりとした厚みがあります。後味はわずかな苦みとスパイス感が甘さを引き締め、心地よい甘みが長く残ります。5軸では甘みとコクが際立って強く、苦みは弱め、酸味はほとんどなく、余韻は長く甘い方向。数字どおりの飲みごたえがあるため、小さめのグラスでゆっくり傾けるのが向いています。チョコレートを使ったデザートや、青カビチーズと合わせると甘みと塩気が引き立て合います。

キャスティール ルージュ
チェリーとダークエールのデザート感

アルコール度数 8%

キャスティール ルージュ

Kasteel Rouge

スタイル: フルーツランビック醸造所: ヴァン・ホンセブルック醸造所
酸味高アルコール

上記のキャスティール ダークをベースに、チェリーを合わせて仕上げたフルーツビール。香りにはまずチェリーの果実味と、ベルギーの伝統菓子キューベルドン(すみれ風味のコーン型キャンディ)を思わせる甘い香りが立ち、その奥からベースのダークエール由来のキャラメル、トフィー、モルトの香ばしさが顔を出します。口当たりはフルボディでビロードのようになめらかで、一口ごとに甘みと果実味が層になって重なります。ただ甘いだけに終わらないのがこの銘柄の妙で、チェリーの甘さに飲み込まれない繊細な酸味が全体に芯を通し、最後はすっきりと乾いた後口で切れていきます。5軸では甘みと赤果実が強く、酸味は中程度、苦みは弱く、コクは厚め、余韻は甘酸っぱさを残しつつドライに締まります。アルコール8%。ビールが苦手な方への一本目としても勧めやすく、チョコレートやベリーのデザートとの相性は格別です。