Bergian Beer Guide — ベルギービールを、もっと身近に。

Product Detail

グルデン・ドラーク

グルデン・ドラーク

Gulden Draakベルギーアルコール度数 10.5%

ゲントの街を見下ろす金色の竜(グルデン・ドラーク)を名に冠した、アルコール10.5%のベルジャン・ストロング・ダークエール。ヴァン・ステーンベルヘの特徴である「ワイン酵母による瓶内二次発酵」で仕上げられ、キャラメル色の泡の下に暗く深い液体をたたえます。香りは大麦の甘い香ばしさに、熟したプラムやチェリーといった赤〜黒系の果実が重なり、テイスターによっては甘いコーヒーの香りを指摘するほど濃密です。口では強いモルトのアタックとキャラメルの甘み、スパイシーな複雑さが一体となって広がり、アルコールの存在感を厚いボディがしっかり支えます。飲み進めるとサワーチェリーとブラウンシュガーのニュアンスが顔を出し、後口はほのかに苦く締まります。5軸では甘みとコクが強く、苦みは中程度、酸味は控えめ、余韻は長く重ため。1998年に米国のテイスティング機関で世界最高評価を受けた実績を持ちます。

味わいチャート(目安)

甘み苦み酸味コク余韻

各項目は5段階(1–5)の目安です。

この銘柄スタイルの目安みんなの声
甘み3.13.5
苦み2.22.5
酸味2.32.0
コク2.83.7
余韻3.14.6

※ スタイルの目安(ベルジャンダークストロングエール)

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味わいは、製品説明内に含まれるキーワード、さらにビールのスタイルやアルコール度数といった目安データを組み合わせて5軸に自動換算しています。実際の味わいはロットや提供温度でも変わることがあります。(参考:味わいガイドへ

ヴァン・ステーンベルヘ醸造所の代表イメージ

Brewery

醸造所の背景

ヴァン・ステーンベルヘ醸造所

グルデン・ドラークなどを手掛ける醸造所。

醸造所について

1784年創業、ジャン=バティスト・ド・ブルインから六世代の醸造家が受け継いだと公式史が説明します。自社酵母と瓶・樽二次発酵を武器に「生きたビール」を標榜し、グルデン・ドラーク、ピラート、アウグスティンなど熟成耐性のある強エールで国際的に知られます。公式サイトは vansteenberge.com。旧マイグレーションの vansteenberge.be は別業種ドメインの事例があるため注意が必要です。

テイスティングメモ

香りの立ち方、口当たり、後味の変化を意識すると、同じスタイルでも銘柄ごとの個性が見えてきます。冷やしすぎず、少し温度が上がった段階で香りの変化を比べるのもおすすめです。

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同じ醸造所の銘柄

グーデン・ドラーク 9000 クアドルプル
麦芽4倍の琥珀クアドルプル

アルコール度数 10.5%

グーデン・ドラーク 9000 クアドルプル

Gulden Draak 9000 Quadruple

スタイル: ベルジャンダークストロングエール醸造所: ヴァン・ステーンベルヘ醸造所
濃厚高アルコール

グーデン・ドラーク 9000 クアドルプルは、ヴァン・スティーンベルゲ醸造所が手がける琥珀色のベルジャン・クアドルプルです。通常のラガービールの4倍もの麦芽を使用して仕込まれる、贅沢な造りが名前の由来となっています。オレンジがかった輝きを帯びた琥珀色の外観に、フルーティーでほのかに甘いフルボディのアロマが立ち上ります。味わいは穏やかな苦味とドライフルーツを思わせる風味が特徴で、非常に丸みのある余韻へと続きます。アルコール度数10.5%の飲みごたえがありながら、甘みと苦味の調和がとれた重厚な一本です。

グーデン・ドラーク・ブリューマスター
蒸留酒樽が香る特別版

アルコール度数 10.5%

グーデン・ドラーク・ブリューマスター

Gulden Draak Brewmaster

スタイル: ベルジャンダークストロングエール醸造所: ヴァン・ステーンベルヘ醸造所
濃厚高アルコール

グーデン・ドラーク・ブリューマスターは、6代目マスターブリュワーが先人の醸造家たちへ捧げるオマージュとして生み出した特別なビールです。グーデン・ドラーク・クラシックをベースに、蒸留酒に使われた木樽で熟成させることで、深みのある風味をまとわせています。オレンジがかった輝きを持つ明るい琥珀色に、きめ細かな白い泡が立ちます。香りにはカラメルやキャンディシュガー、樽由来の木の香り、ウイスキー、バニラのニュアンスが重なり合います。口に含むと甘く滑らかな口当たりから、カラメルや麦芽、バタースコッチ、シダーの風味が広がり、アルコールの温かみとともに余韻へと続きます。

ピラート
10.5%の海賊、甘苦のフルボディ

アルコール度数 10.5%

ピラート

Piraat

スタイル: ゴールデンストロングエール醸造所: ヴァン・ステーンベルヘ醸造所
濃厚高アルコール

グルデン・ドラークの成功を受けて1988年に生まれた、ヴァン・ステーンベルヘ醸造所のストロングエール。白い泡をたたえたアンバーブロンドの液色に、ビタースイートでスパイシーな風味が際立ちます。独自のワイン酵母による上面発酵と瓶内二次発酵で仕上げられる「生きたビール」で、熟成とともに表情を変えるのも魅力。甘みとホップの苦味がフルボディの中でせめぎ合う、10.5%の飲みごたえです。

同じスタイルのほかの銘柄

味わいの目安はスタイルで近い傾向になりやすいため、比較の出発点として使えます(銘柄やロットで変わります)。

ゴールデン・カロルス ノエル
冬季のスパイスとコクが楽しめる限定系

アルコール度数 10%

ゴールデン・カロルス ノエル

Gouden Carolus Noël

スタイル: ベルジャンダークストロングエール醸造所: ヘット・アンカー醸造所
濃厚高アルコール

メッヘレンのヘット・アンカーが毎年冬に仕込むクリスマスビール。3種類のホップと6種類のハーブ・スパイスが、この銘柄の豊かな味わいを形づくっています。グラスに注ぐと深いルビーレッドの液体の上に、きめ細かなオフホワイトの泡が長く残ります。香りはパンのような焙煎麦芽に、シナモン、アニス、生姜、そしてクランベリーやブラックベリーの砂糖漬け、オレンジピール、リコリスが重なり、さらに揺らすとカラメル化した砂糖、深煎りコーヒー、焼き菓子のスパイスが顔を出します。温度が上がるにつれてジンジャークッキー、ブラウンシュガー、糖蜜、トフィー、乾いた赤い花と、香りの層が次々にほどけていくのがこのビールの醍醐味です。口では黒糖と糖蜜の甘みに、香ばしいトフィー、ダークココア、温かいスパイス、噛みごたえのある砂糖漬けベリー、そして軽く花のようなホップの苦みが続きます。5軸では甘みとコクが強く、スパイスも高く、余韻は長め。中程度のボディとクリーミーな泡持ちで、高い度数のわりに飲み口はおだやかです。

ゴールデン・カロルス ウイスキーインフューズド
ウイスキー樽熟成のバニラとウッディな香り

アルコール度数 11.7%

ゴールデン・カロルス ウイスキーインフューズド

Gouden Carolus Whisky Infused

スタイル: ベルジャンダークストロングエール醸造所: ヘット・アンカー醸造所
濃厚高アルコール

ヘット・アンカーの最上位銘柄キュヴェ・ヴァン・ド・カイザーを土台に、同醸造所が自社蒸溜所で造るゴールデン・カロルス・シングルモルトウイスキーを合わせた、アルコール11.7%のダーク・ストロングエール。深いマホガニー色の液体から、キャラメル、ダークチョコレート、ドライフルーツ、バニラの香りが一体となって立ち上がり、そこにウイスキー由来のオーク樽の香りが控えめに重なります。口当たりはとろりと粘性があり、炭酸は低めに抑えられているため、自然とゆっくり口に運ぶことになります。味わいはキャラメルとドライフルーツの甘みから始まり、チョコレートのニュアンス、そしてかすかな燻香へと移り、最後にアルコールのやわらかな温かみが残ります。ウイスキーの主張は強すぎず、複雑さと長く上品な後味を与える役回りです。5軸では甘みとコクが際立って強く、苦みは中程度、酸味は弱く、余韻は非常に長い。食後酒やデザートの代わりとして、少し冷やした状態から温度を上げつつ楽しむのがおすすめです。

ブッシュ ノエル
冬季限定の濃厚なダークストロング

アルコール度数 12%

ブッシュ ノエル

Bush Noël

スタイル: ベルジャンダークストロングエール醸造所: デュビソン醸造所
濃厚高アルコール

デュビソンが冬に向けて仕込むクリスマスビール。アルコール12%。丸みのある性格の多くは、ローストしたカラメル麦芽の使用によるもので、そこへホップを過不足のない比率で合わせることで、控えめながらはっきりとしたホップの香りが立ち上がります。香りはスパイシーなブランデーを思わせ、そこにマリネした果実とスパイスケーキのニュアンスが重なる、季節にふさわしい濃密な構成です。口に含むとカラメル由来の深い甘みと堅牢な果実味が広がり、スパイス感と鋭さのあるアルコールが甘さを切り分けながら通り抜けます。飲み込んだあとには甘みが長く尾を引き、冬の夜にふさわしい余韻を残します。5軸では甘みとコクが際立って強く、スパイスも高め、酸味は弱く、余韻は非常に長い。度数どおりの重量級なので、小さめのグラスで少しずつ。ローストした肉料理、ドライフルーツ、濃厚なチーズやデザートと合わせるのがおすすめです。

キャスティール ダーク
濃厚な甘みとロースト感

アルコール度数 11%

キャスティール ダーク

Kasteel Donker

スタイル: ベルジャンダークストロングエール醸造所: ヴァン・ホンセブルック醸造所
濃厚高アルコール

キャスティール(=城)シリーズの黒。アルコール11%というベルギーでも屈指の強さを持つダークエールです。グラスからはキャラメルとトフィーの甘い香りが真っ先に立ち上がり、そこにクローブを思わせるスパイシーなニュアンスが寄り添って、この銘柄の甘い性格を印象づけます。ローストした麦芽を使っているため、焙煎由来の香ばしさがはっきりと感じられ、高いアルコールと相まって口当たりはフルボディで甘く、とろりとした厚みがあります。後味はわずかな苦みとスパイス感が甘さを引き締め、心地よい甘みが長く残ります。5軸では甘みとコクが際立って強く、苦みは弱め、酸味はほとんどなく、余韻は長く甘い方向。数字どおりの飲みごたえがあるため、小さめのグラスでゆっくり傾けるのが向いています。チョコレートを使ったデザートや、青カビチーズと合わせると甘みと塩気が引き立て合います。