Bergian Beer Guide — ベルギービールを、もっと身近に。

Product Detail

カンティヨン ロゼ・ド・ガンブリヌス

カンティヨン ロゼ・ド・ガンブリヌス

Cantillon Rosé de Gambrinusベルギーアルコール度数 5%

1リットルあたり200gのラズベリーを、平均20か月のランビックに2〜3か月漬け込んだフルーツランビック。ルビー色のなかから、ラズベリーと赤果実のベリー香が華やかに立ち、わずかな酸味とフローラルな芳香が重なります。セルビア産のラズベリーは繊細なため、まろやかで上品なランビックを選び、浸漬後に1年物を加えて瓶内発酵。若いうちに飲むと果実味が最も鮮やかで、熟成すると野生酵母の複雑さが増す一方、果実の輪郭は後退します。甘みは果実由来にとどまり、モルト感は背景、刺激は控えめ。1909年の醸造所記録ではクリークより多く記載され、1973年に友人が150kgのラズベリーを持ち込んだことが復活のきっかけです。5軸では酸味・赤果実が前面、甘みは中程度、コクは軽め、余韻はドライでやや長め。提供目安12°C(54°F)。伝統系の酸味を残したまま、ベリーの華やかさを楽しむ一杯で、リンデマンスの甘いロゼとは対照的なスタイルです。

味わいチャート(目安)

甘み苦み酸味コク余韻

各項目は5段階(1–5)の目安です。

この銘柄スタイル平均みんなの声
甘み2.92.9
苦み1.02.0
酸味5.03.6
コク1.42.6
余韻1.92.4

※ 同スタイルの他銘柄平均(フルーツランビック)

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味わいは、製品説明内に含まれるキーワード、さらにビールのスタイルやアルコール度数といった目安データを組み合わせて5軸に自動換算しています。実際の味わいはロットや提供温度でも変わることがあります。(参考:味わいガイドへ

カンティヨン醸造所のロゴ

Brewery

醸造所の背景

カンティヨン醸造所

ブリュッセルの伝統的ランビック醸造所。

醸造所について

ブリュッセル・アンデルレヒトに残るランビック醸造所で、見学・ミュージアム、公開醸造(ブラッサン・パブリック)、Webショップなど「開かれた伝統」の体裁が公式にも示されます。休館日や年次休業の告知が細かい点も、生きた文化財として運営している様子を反映しています。酸味・樽・発酵感のレイヤーを重ねるクラシックなグーズ/クリークの世界への入口として知られます。

テイスティングメモ

香りの立ち方、口当たり、後味の変化を意識すると、同じスタイルでも銘柄ごとの個性が見えてきます。冷やしすぎず、少し温度が上がった段階で香りの変化を比べるのもおすすめです。

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価格・在庫は各ショップで最新情報をご確認ください。

お酒は20歳になってから。妊娠中・授乳中の飲酒はお控えください。

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同じ醸造所の銘柄

カンティヨン アイリス
野生酵母の酸味とホップが融合

アルコール度数 5%

カンティヨン アイリス

Cantillon Iris

スタイル: ランビック醸造所: カンティヨン醸造所
酸味

小麦を使わず、ペールエール型モルトのみで仕込む自然発酵ビール。アンバー色のグラスから、スポンテナス・フェルメンテーションの酸味と、生ホップ50%・乾燥ホップ50%による苦味のキレ、キャラメルやとうみつを思わせる香ばしさが層をなします。樽で2年熟成後、瓶詰め2週間前に麻袋に入れたホップをビールに浸すコールドホッピングを行い、花やハーブのフローラルと苦味が際立ちます。ランビックよりアンバーで苦みが強く、ワイン的な酸と複雑さは共通で、中世まで続いた「酸味+苦味」の要素を現代に接続します。アルコール6.5%、季節ごとに1回のみ醸造され、ラベルに醸造年が記されます。5軸では酸味と苦みの両方が強め、モルト・焙煎の香ばしさが甘みとコクを支え、余韻はドライで長め。ブリュッセル市のシンボル・イリス(湿地の花)にちなみ、グーズ博物館20周年記念として1998年に誕生した特別ビールです。提供目安15°C(59°F)。

カンティヨン サン・ジロワーズ
ドライホッピングを施し特別なランビック

アルコール度数 5%

カンティヨン サン・ジロワーズ

Cantillon Saint Gilloise

スタイル: ベルジャンIPA醸造所: カンティヨン醸造所

2年熟成のランビックに、ハラータウ・ミッテルフリューホップを浸漬した特別リリース。淡い黄色のなかから、エレガントなランビックの酸味と、ホップの洗練された苦味がバランスよく響きます。グーズのように若いランビックを混ぜず、果実用の果糖添加も行わないため、花やハーブのフローラルなホップ香を若いうちに楽しむ設計です。熟成しすぎると花の輪郭は薄れるため、セラーに寝かせすぎないのが醸造所の勧め。モルトや穀物の穏やかな香ばしさが土台で、甘みは控えめ。二次発酵には液体蔗糖を加え、ヴァン・ロイ家が愛するサッカークラブ創設100周年記念として2004年に生まれ、名称はサン・ジロワーズに改められました。5軸では酸味と苦みが並び立ち、コクは中程度、余韻はホップと木桶の香りが長く残るタイプ。提供目安15°C(59°F)。ホップを前面に味わう、カンティヨンの逸品で、IBUの数字より花の香りの印象で選ぶとよい一本です。

カンティヨン ヴィニュロンヌ
ブドウとランビックでワインのようなニュアンス

アルコール度数 6.5%

カンティヨン ヴィニュロンヌ

Cantillon Vigneronne

スタイル: フルーツランビック醸造所: カンティヨン醸造所
酸味

平均16〜18か月のランビックに、オーガニックのヴィオニエ・ブドウを漬け込んだフルーツランビック。淡い黄色から、白ブドウのような白〜黄色系の果実と、花のフローラルな香りが立ち、フルクトースにより他のカンティヨンより穏やかな酸味に。口は繊細でさわやか、モルトの素朴さとアルコール6.5%のふくよかさが薄く重なります。1973年に白ブドウをランビックに漬けた実験が起源で、1987年にヴィニュロンヌと命名。イッシェ川流域の温室ぶどうとランビックを合わせた「ぶどう・ランビック」の系譜を現代に繋ぐ希少品で、年間生産は醸造所の5%未満。10月初旬に手摘みのフランス産ブドウ1000kgが届き、房は手作業で房から外され、瓶詰め前にブレンドは行いません。5軸では酸味は中〜高だが他銘柄よりマイルド、白〜黄色系果実と甘みが際立ち、余韻はドライで長い。白ワインに近い飲み方ができ、食前酒としても楽しめます。提供目安12°C(54°F)。

カンティヨン グーズ
伝統製法のランビック

アルコール度数 5.5%

カンティヨン グーズ

Cantillon Gueuze

スタイル: グーズ醸造所: カンティヨン醸造所
酸味

異なる年齢のランビックをオーク樽で熟成し、ブレンダーが十数樽をテイスティングして5〜6種を選び合わせた、100%ランビックのオード・グーズ。黄金色のグラスから、やや酸味のある果実味と、木桶・熟成を思わせる繊細な香ばしさ、花や酵母のフローラルが立ち上がり、ドライで長い余韻につながります。1年の若ランビックは瓶内二次発酵の糖を供し、3年物が味の奥行きを加える——自然のばらつきゆえ、画一的な味にはなりません。口では野生酵母由来の酸味がキレよく、モルトや穀物の素朴な香ばしさが支え、甘みは控えめ。セラーで約1年横置きし、泡が立ち上がった段階が「グーズ」と呼ばれ、熟成でさらに層が増します。5軸では酸味が最も強く、甘みは低〜中、刺激は穏やか、コクは中程度、余韻はドライで長い。提供目安15°C(59°F)。瓶内二次発酵の思想は18世紀のシャンパーニュ化と同系統で、甘いフルーツランビックとは対照的な、ブリュッセル発祥の伝統系代表格です。

同じスタイルのほかの銘柄

味わいの目安はスタイルで近い傾向になりやすいため、比較の出発点として使えます(銘柄やロットで変わります)。

カンティヨン クリーク
チェリーと野生酵母の酸味

アルコール度数 5%

カンティヨン クリーク

Cantillon Kriek

スタイル: フルーツランビック醸造所: カンティヨン醸造所
酸味

オーガニック認証の酸味チェリーを1リットルあたり200g漬け込んだフルーツランビック。紅色のグラスから、さくらんぼとチェリーの赤果実のベリー感と、アーモンドを思わせるニュアンスが広がり、穏やかな酸味が果実味を引き立てます。トルコ産のチェリーは個性が強いため、それに負けないランビックを選ぶのが醸造の要です。平均20か月熟成のランビックに2〜3か月浸漬し、色・香り・味を抽出したあと1年物とブレンドして瓶内発酵。若いうちは果実味が最大に、熟成とともに野生酵母の複雑さが前景へ。モルトや穀物の香ばしさは控えめで、甘みは果実由来にとどまり、刺激は弱い。19世紀の酒場では、砂糖と小さな杵「ストエンパー」で甘さを調整したという逸話も残ります。5軸では酸味・赤果実が強く、甘みは中程度、コクは軽めから中程度、余韻はドライ寄り。天候で熟度が変わるためヴィンテージごとに表情が違う、ワインに近い読み方の古典です。提供目安15°C(59°F)。

カンティヨン ナス
季節・限定のフルーツランビック

アルコール度数 5%

カンティヨン ナス

Cantillon Nath

スタイル: フルーツランビック醸造所: カンティヨン醸造所
酸味

1〜2年物のランビックにルバーブをブレンドしたフルーツランビック。銅色のグラスから、酸味のある果実感と、わずかな渋みが舌触りを引き締め、繊細で長い余韻につながります。ベルギー伝統のルバーブ・ワインに着想を得た組み合わせで、ランビックのドライな酸味と相性がよく、渋みが終盤の印象を引き締めます。甘みは控えめ、モルトや穀物の香ばしさは穏やか、花のようなフローラルは控えめ。マムーシュが父、ル・ペペが母にちなむ銘柄のなかで、醸造家の妻ナタリー好みの味わいとして「ナス」と名付けられ、ラベルは幼稚園児の絵が飾られます。2008年のズワンゼの原点でもあり、少量から始まり2012年には規模を拡大。5軸では酸味が前面、甘みは低〜中、渋みが余韻に効き、コクは中程度。熟成で味わいが変化するセラー向きの一本で、ルバーブのタンニンとランビックの酸が、時間とともに馴染み、層が深まっていきます。提供目安15°C(59°F)。

カンティヨン フー・フーン
アプリコットを用いたランビック

アルコール度数 5%

カンティヨン フー・フーン

Cantillon Fou' Foune

スタイル: フルーツランビック醸造所: カンティヨン醸造所
酸味

18〜20か月熟成のランビックに、ベルジュロン種アプリコットを1リットルあたり300g、わずか5週間の短い浸漬で仕上げたフルーツランビック。銅色のグラスから、白桃や洋梨に近い白〜黄色系の果実の甘香りと、環境配慮・持続可能な農法のアプリコットの芳醇な果実味が広がります。酸味はランビック由来でキレがあり、甘みは果実の自然な甘酸っぱさ、モルト感は背景。醸造所は「非常に香り高いグルメなビール」と表現し、毎年8月末頃から瓶詰めシーズンが始まります。クリーク、ロゼに次ぐ第三のフルーツランビックとして人気があります。5軸では白〜黄色系の果実と酸味が強く、甘みは中程度、コクは中程度、余韻はアプリコットの香りが長く残る。プロヴァンスの農家フー・フーンが1998年に300kgを届けたことが始まり、現在は年1200kg規模。フランス市場向けの限定生産から始まり、今や定番の一角です。提供目安15°C(59°F)。

リンデマンス カシス
カシスの濃い色と香り

アルコール度数 3.5%

リンデマンス カシス

Lindemans Cassis

スタイル: フルーツランビック醸造所: リンデマンス醸造所
酸味

1986年発売。ブラックカラント(カシス)を惜しみなく使ったフルーツランビック。深い紫紅色とクリーミーな泡の下で、カシスと赤い果実のベリー香が力強く立ち、黒すぐり特有のスパイスと香辛料のニュアンスが、花のようなフローラルと重なって複雑さを添えます。口はジューシーで、甘みと酸味の甘酸っぱさのあと、ランビックのドライさと、グレープフルーツの皮のような柑橘の渋みが余韻に残ります。若いランビックとのブレンドで果実の酸味が際立ち、モルト感は背景で、ビールらしい刺激は控えめ。アルコール3.5%でも飲みごたえがあり、5軸では甘み・酸味・赤果実が強く、コクは中程度、余韻はドライでやや長めです。ワインのような華やかさを持ちながら、ランビックの骨格がしっかり支えています。野鳥や鴨料理、山羊チーズ、ダークチョコレートのデザートと合わせると品格が引き立ち、フルートグラスでの提供もおすすめです。やや冷やして愉しむのがおすすめです。