Bergian Beer Guide — ベルギービールを、もっと身近に。

Product Detail

キャスティール トリプル

キャスティール トリプル

Kasteel Tripelベルギーアルコール度数 9%

キャスティールシリーズのトリプル。アルコール9%の黄金色のビールで、アロマホップ由来のおだやかな苦みが香りの骨格をつくり、そこにみずみずしいフルーティな香りが重なります。口に含むと高いアルコールが体を温めるような厚みのある口当たりをもたらし、麦芽の甘みとホップの苦みが押し合いながら広がります。フィニッシュではややスパイシーなニュアンスが立ち上がり、甘さを引き締めて余韻をまとめます。5軸では甘みと苦みが中程度から高めでバランスし、コクは厚め、酸味は弱く、余韻はスパイシーにやや長め。同シリーズのダークやルージュに比べると甘さは抑えめで、トリプルらしい飲みごたえと切れのよさが両立しています。度数のわりに飲み口が軽く感じられるため、ペースには注意したい一本。鶏や豚のグリル、ハードチーズ、スパイスを使った料理と好相性です。

味わいチャート(目安)

甘み苦み酸味コク余韻

各項目は5段階(1–5)の目安です。

この銘柄スタイルの目安みんなの声
甘み2.72.6
苦み3.72.9
酸味2.52.5
コク3.02.9
余韻3.54.2

※ スタイルの目安(ベルジャントリペル)

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味わいは、製品説明内に含まれるキーワード、さらにビールのスタイルやアルコール度数といった目安データを組み合わせて5軸に自動換算しています。実際の味わいはロットや提供温度でも変わることがあります。(参考:味わいガイドへ

ヴァン・ホンセブルック醸造所の代表イメージ

Brewery

醸造所の背景

ヴァン・ホンセブルック醸造所

キャスティールで知られる。

醸造所について

1811年からの系譜を掲げ、ビアカステール(城型醸造所)で見学・イベント・飲食を束ねる体験設計が強みです。Kasteel、Filou、Bacchus など幅広いスタイルに加え、無酒精のクアドラプル類など市場トレンドへの反応も早い、西フランデレンの大手独立系に近い存在です。

テイスティングメモ

香りの立ち方、口当たり、後味の変化を意識すると、同じスタイルでも銘柄ごとの個性が見えてきます。冷やしすぎず、少し温度が上がった段階で香りの変化を比べるのもおすすめです。

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同じ醸造所の銘柄

キャスティール ダーク
濃厚な甘みとロースト感

アルコール度数 11%

キャスティール ダーク

Kasteel Donker

スタイル: ベルジャンダークストロングエール醸造所: ヴァン・ホンセブルック醸造所
濃厚高アルコール

キャスティール(=城)シリーズの黒。アルコール11%というベルギーでも屈指の強さを持つダークエールです。グラスからはキャラメルとトフィーの甘い香りが真っ先に立ち上がり、そこにクローブを思わせるスパイシーなニュアンスが寄り添って、この銘柄の甘い性格を印象づけます。ローストした麦芽を使っているため、焙煎由来の香ばしさがはっきりと感じられ、高いアルコールと相まって口当たりはフルボディで甘く、とろりとした厚みがあります。後味はわずかな苦みとスパイス感が甘さを引き締め、心地よい甘みが長く残ります。5軸では甘みとコクが際立って強く、苦みは弱め、酸味はほとんどなく、余韻は長く甘い方向。数字どおりの飲みごたえがあるため、小さめのグラスでゆっくり傾けるのが向いています。チョコレートを使ったデザートや、青カビチーズと合わせると甘みと塩気が引き立て合います。

キャスティール ルージュ
チェリーとダークエールのデザート感

アルコール度数 8%

キャスティール ルージュ

Kasteel Rouge

スタイル: フルーツランビック醸造所: ヴァン・ホンセブルック醸造所
酸味高アルコール

上記のキャスティール ダークをベースに、チェリーを合わせて仕上げたフルーツビール。香りにはまずチェリーの果実味と、ベルギーの伝統菓子キューベルドン(すみれ風味のコーン型キャンディ)を思わせる甘い香りが立ち、その奥からベースのダークエール由来のキャラメル、トフィー、モルトの香ばしさが顔を出します。口当たりはフルボディでビロードのようになめらかで、一口ごとに甘みと果実味が層になって重なります。ただ甘いだけに終わらないのがこの銘柄の妙で、チェリーの甘さに飲み込まれない繊細な酸味が全体に芯を通し、最後はすっきりと乾いた後口で切れていきます。5軸では甘みと赤果実が強く、酸味は中程度、苦みは弱く、コクは厚め、余韻は甘酸っぱさを残しつつドライに締まります。アルコール8%。ビールが苦手な方への一本目としても勧めやすく、チョコレートやベリーのデザートとの相性は格別です。

同じスタイルのほかの銘柄

味わいの目安はスタイルで近い傾向になりやすいため、比較の出発点として使えます(銘柄やロットで変わります)。

パーテル・リーフェン トリプル
トリペルの酵母香。

アルコール度数 8.5%

パーテル・リーフェン トリプル

Pater Lieven Tripel

スタイル: ベルジャントリペル醸造所: プロイフ醸造所
濃厚高アルコール

パーテル・リーフェンシリーズの上位にあたるトリプル。ブロンドやブラインより一段度数が高く、飲みごたえのある8%台のビールです。液体はブロンズがかった色合いで、香りはクッキーのような焼き菓子の甘い香ばしさに、ナッツ、アプリコット、そして生姜を思わせるスパイス感が重なります。飲み手によってはライム、バナナ、リンゴといった果実の香りも指摘され、香りの層はかなり厚めです。口に含むと熟した果実の甘み、バニラ、アルコールの温かみ、麦芽の厚みが一体となって広がり、そこへ黒胡椒のスパイス、酵母由来の鋭さ、控えめなホップが差し込んで甘さを引き締めます。5軸では甘みとコクが高め、スパイスも高く、苦みは中程度、酸味は弱く、余韻は長め。トリプルらしい複雑さがしっかり出た一本で、白身の肉料理やハードチーズ、スパイスを効かせた料理と合わせるのがおすすめです。ゆっくり温度を上げながら飲むと香りの変化が楽しめます。

レフ リチュエル 9°
9度台のパワフルなレフ。

アルコール度数 9%

レフ リチュエル 9°

Leffe Rituel 9°

スタイル: ベルジャントリペル醸造所: レフ修道院ブランド
濃厚高アルコール

上面発酵で仕込まれる、深い黄金色のアルコール9%のビール。名前の「9°」がそのまま度数を表しています。通常のレフより多くのホップを加えているのが設計上の要で、それによって長く強い後味が生まれます。グラスからはまずクローブとバニラの香りが立ち上がり、それがほどけていくとフレッシュなバナナの香りへと移っていきます。この香りの移り変わりが、この銘柄のわかりやすい魅力です。口に含むと、香りで感じた要素がそのまま力強い風味となって広がり、スパイシーではっきりとした輪郭を描きます。スパイス、フルーティさ、そして苦みという三つの要素が過不足なく釣り合っているのがこのビールの完成度で、どれか一つが突出することはありません。5軸ではスパイスと苦みが高め、甘みは中程度、酸味は弱く、コクは厚め、余韻は長め。5℃前後で供するのが醸造元の推奨です。ローストした肉料理や熟成チーズと合わせると、ホップの効いた後味が引き立ちます。

レフ ラディウス
度数高めでスパイシーなトリペル系。

アルコール度数 8.2%

レフ ラディウス

Leffe Radieuse

スタイル: ベルジャントリペル醸造所: レフ修道院ブランド
濃厚高アルコール

レフのラインナップのなかで、アルコール8.2%とひときわ飲みごたえのあるアンバービール。澄んだ深い銅色の液体に、長く持続する白い泡が乗り、グラスに厚いレースを残します。香りは麦芽とトフィー、カラメル、そして焼いた栗のような香ばしさが中心で、そこへクローブを思わせる軽いスパイス感が加わります。口に含むとカラメルの甘みがやわらかく広がり、黒糖に近いマスコバド糖のコクとベリーのような果実味がわずかに顔を出したあと、オレンジの皮とコリアンダーシード、そして焙煎麦芽のニュアンスが全体の輪郭を整えます。後味にはブラウンシュガーと糖蜜、軽いクローブが残り、はっきりとした苦みが甘さを最後まで引き締めます。5軸では甘みとコクが高く、スパイスも中程度以上、苦みは中程度、酸味は弱く、余韻は長め。非常に豊かでフルボディな設計です。5〜6℃で、聖杯型のグラスに注いで香りを開かせるのがおすすめです。

コルセンドンク アグヌス
トリペル寄りの淡色ストロング

アルコール度数 7.5%

コルセンドンク アグヌス

Corsendonk Agnus

スタイル: ベルジャントリペル醸造所: コルセンドンク
濃厚

1447年創建のコルセンドンク修道院に由来するアビイビールで、現在はブラッスリー・デュ・ボックが醸造を担当。アルコール7.5%のベルジャン・トリプルです。麦芽は大麦93%(プレザン種とトリウムフ種のブレンド)に小麦7%を合わせ、ホップにはスティリアン・ゴールディング、ハラタウ・ヘルスブルッカー、ケント・チャレンジャーを使用。グラスからはホップの香りが先に立ち、そこにスパイスとフルーティな香りが重なります。口ではスパイス感がはっきりと出て、よく整った苦みが最後まで舌に残ります。トリプルらしい酵母由来のフルーティなエステル、スパイス、ホップの苦みが三者バランスよく同居しているのが、この銘柄の評価される点です。5軸では苦みとスパイスが高め、甘みは中程度、コクは中程度から厚め、余韻は苦み寄りに長め。天然素材のみを使った実直な造りで、白身の肉料理やチーズと合わせやすい一本です。